当院では熟知した内視鏡専門医が患者さんにやさしい内視鏡検査を提供いたします。

大腸カメラ/ポリープ切除を受けられる方

大腸カメラ・大腸内視鏡

 現在当院ではオリンパス社最新機種のPCF-H290ZIを使用しています。細径で高画質ハイビジョン画像、NBI拡大機能、170°の視野角、受動湾曲機能を搭載し、大腸にやさしいスコープです。

また二酸化炭素送気装置により検査を行います。これは空気の100倍近い速さで水分に吸収されるため検査後のおなかのはりが軽減されます。内視鏡専門医が施行しますので基本的には鎮痛剤などは必要ないと思いますが、ご希望の方には少量の鎮痛剤や鎮静剤を使用することもできます。

他院で苦痛がひどかった方、挿入困難だと言われた方は一度当院の内視鏡を受けていただきたいと思います。

ポリープ切除

2015年の日本における大腸がんの動向は、「がん罹患数(新たにがんと診断された数)」が1位(男女計、男性:4位、女性:2位)、「がん死亡数(がんで亡くなる人の数)」が2位(男女計、男性:3位、女性:1位)と、非常に頻度の高い疾患です。

大腸がんの多くは、このような小さなポリープがやがて大きくなり癌化したものです。
内視鏡学会の治療ガイドライン(「大腸ESD/EMRガイドライン」2014年)では、「径6mm以上の腺腫は切除が勧められる」となっています。小さなポリープの段階で切除することができれば、多くの大腸がんを予防することができます。

当クリニックでは主に月・火・木・金・土曜に日帰り大腸ポリープ切除術を行っております。

大腸内視鏡検査を受けて、そのままポリープを切除することもできますので、ご希望の方はあらかじめご相談ください。

治療方法は、内視鏡で病変を確認した後、病変の根もとに生理食塩水などを局所注入して病変を浮き上がらせてから、スネアでしめつけ通電して切除します。(病変を局所注入せずそのままスネアで切除する場合もあります。)
※大きさや形態によっては困難な場合があります。
※手術後2日間は自宅安静となります。

EMR

(「大腸癌治療ガイドラインの解説2009年版」より一部改変,引用)

料金

健康保険で3割負担の方の場合胃カメラ大腸カメラ
初診料、内視鏡検査に必要な薬剤、血液検査として2,000円 ~ 3,500円2,500円 ~ 4,000円
内視鏡検査(検査のみ)約4,000円約5,000円
内視鏡検査(細胞検査を行った場合)6,000円 ~ 12,500円
検査の結果により,お薬を処方させていただく場合もありますので、
15,000円程度ご用意下さい。
5,000円 ~ 12,000円大腸のポリープ切除を行った場合は、25,000円 ~ 30,000円程度