対策型胃がん検診・内視鏡検査
胃がん検診の概要
当院では、神埼市・神埼郡吉野ヶ里町の対策型胃がん検診(胃内視鏡検査)を実施しています。
対象は50~68歳の偶数年齢の方で、検診間隔は2年に1度です。
内視鏡専門医によるダブルチェック体制で、高精度な診断を行っています。
担当医:中山昌之・坂田祐之
選べる検査方法(経口・経鼻)
検査は経口・経鼻のどちらでも対応可能です。経鼻内視鏡はより細いスコープで、嘔吐反射が起きにくいため、体への負担が少ないのが特徴です。
最新機器で高精度な検査
富士フイルム社「ELUXEO 8000」を導入し、高解像度CMOSセンサーによる鮮明な画像で微細な病変の観察が可能です。
特殊光観察機能(BLI・LCI・NBI)により、初期のがんも早期発見できるよう努めています。
偶発症対策・衛生管理も万全
偶発症リスクを最小限にするため、検査は専門医と資格を持ったスタッフが対応します。
全ての内視鏡機器は学会ガイドラインに基づき洗浄・消毒し、ディスポ製品も活用して衛生管理を徹底しています。
検査の流れと注意事項
- 対策型胃がん検診は鎮静剤は使用できません
- 検査前日夜9時以降は絶食(お水・お茶は可)
- 当日朝は6時までに常用薬を服用
- 喫煙は控えてください
- 検査後、生検が行われた場合は保険診療となります。
偶発症リスクへの配慮
全国統計では胃内視鏡検診における偶発症の発生率は10万件に約78件と報告されています。当院では、ガイドラインに則った洗浄・消毒、ディスポ製品の積極使用、経験豊富な医療チームによる検査でリスクを最小限に抑えています。